こんにちは、ヨシです。
絶対に読んでおくといいということでお勧めしたい
のが「人を動かす」という本です。
この本はもう何回読んだろうってくらい読みました。
人を動かすとはどういう本なのか僕が感動した箇所
などについてご紹介させて頂きます。
Contents
D カーネギー 人を動かす
読む前の印象 人を動かすというタイトルが嫌いだった
実はこの本を読む前はこの本のタイトルが嫌いでした。
なぜなら人を動かすというのが人を自分の好きなように
動かすというように捉えていたからでした。
読み始めてみると
ところが読み始めてみると、全く違う内容でした。
一言でいうと人間とはどういう生き物なのかと
いうことが色々なエピソードを通じて分かる本なのです。
犬や猫あるいは魚を飼ったりする時にはその生き物の
習性を学んだりします。
ところが、私たち人間は自分たちが人間なので
自分たちの習性はよくわかっていると思って生きています。
そして、これこそが大きな間違いだってことに
気づかされます。
この本はそんな人間の取扱説明書でもあるかも
しれません。
今でも胸に残る一文
今でも胸に残る一文があります。
本文中にフロイトの話が出てくるのですが
その内容が心に深く深く残っています。
それは人の欲求ということについて書いてあり
人の欲求には食欲、睡眠欲、性欲、種の保存などいくつか
あるのですが、その中でも人が最も欲している物。
それは自己重要感である。とあって、その後の言葉が
衝撃的でした。
人はこの自己重要感を渇望している。
こう書いてあったのです。
求めるとか欲するという表現ではなく渇望する。
この渇望という言葉が本当に衝撃的でした!
自己重要感というのは人間が生きていくのに水が
必要というのと同じだということです。
よく映画なんかで砂漠をさまよっていてようやく
汚い水たまりを発見した時に思わずその水を
飲んでしまうというようなシーンがありますけど
人間にとって自己重要感とはそのくらいのものだと
いうことなんです。
人間はいつもこの心の渇きを潤したくて
飢えているのです。
その他も面白いエピソードがいっぱい
その他にもたくさんのエピソードがあります。
マンハッタンの凶悪犯についてのエピソードなんて
衝撃的でした。
爪の垢ほどのきっかけですぐに人を殺す凶悪犯の話です。
ある時恋人と車で情事にふけっていた時に
警察が来て職務質問しようとするとその場でけん銃で
打ち殺す。そんな悪魔のような人間がいたのですが、
そんな人間ですら電気椅子にかけられる時に何と
いったか。
俺はこんなにたくさん人を殺したからしょうがない
っていったでしょうか。
いいえ、彼はこういったのです。
なんで自分の身を守っただけなのにこんな目にあうんだと
人は誰も自分のことを悪い人間だなんて思っていない。
人はみんな自分はいいことをしていていい人間だって
思っているって書いてありました。
このあたりの内容で僕の人生観はすごくかわりました。
このような衝撃的な話から心温まる話まで書いてあって
人というものの見方が変わり、より人への愛情がわく一冊です。
まとめ
ビジネスでもプライベートでも幸せな人生を
生きるのに最も大切なことは豊かな人間関係を
築くことだと思います。
僕はこの「人を動かす」という本について思ったのが
人が動きたくなる自分になるということだと
思いました。
この本は見た目からは固い感じがするのですが
悩んだ時、落ち込んだ時に光を灯してくれる
人生の灯台のような本だと思います。
あぁこう書いていたらまた読みたくなってきました。
久しぶりに僕も読んでみたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
感謝しています♪