こんにちは、ヨシです。
輸入というと関税がかかるというのはほとんどの人が何となくは分かっている
ことだと思います。
ですが、実際に自分がそれを払うといった時にそれがいくらになるのか、
どうやって払うのかとても気になりますよね。
この記事ではebay輸入をする上で知っておかなくてはいけない関税
と消費税について解説していきます。
Contents
輸入ビジネスで請求される関税・消費税とは
関税というのは国内産業の保護と財政収入の目的により徴収されています。
ebay輸入において、関税がいつ徴収されるのかですが、
商品を購入するとき
玄関先で請求される
のどちらかとなります。
ebayで商品を購入するとき
ebayで商品を購入する時に
商品代金+国際送料+関税
を一度に支払うことがあります。
購入時に関税を払う商品かどうかは以下の要領で確認することができます。
関税がかかるかどうかを見る際は以下のようにしていくと確認することができます。
商品ページ下側の「Shipping and payments」のタブを開くと国際送料が表示されます。
関税を購入時に払う場合にはImport chargesと表示されています。
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2017/10/関税.jpg)
ただ金額はここでは表示されてはいません。
「購入時に見てください」となっていますが、
購入前にいくらかを確認したいですよね。
それでは購入前に関税の料金を確認する方法を解説していきます。
まずは該当の商品をカートに入れます。
該当の商品の『Add to cart』をクリック
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2017/10/関税3.jpg)
すると以下のようにImport chargesが表示されます。
この場合は24.35USDとなります。
このようにして確認をすることができます。
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2017/10/関税2.jpg)
購入時ということでBuy it Nowをクリックして、確認すると実際に決済まで
進まなくても購入扱いとなってしまいます。
支払いをしないとebayは購入したのに支払いをしない悪いバイヤーだと
なってペナルティが与えられてしまいます。
なので、確認する時は必ず『Add to Cart』から確認してください。
カートの商品は『Remove』をクリックするとすぐに削除することができます
商品が到着した時に玄関先で払う
郵便局から届く場合は税付きの荷物ということで、玄関先で請求されます。
それ以外のDHLやFEDEXといった会社の場合は後から請求書が届く場合が
多いですが、稀に玄関先で請求されることもあります。
玄関先で請求される時はこちら
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_7757-1024x725.jpg)
これを見ると、赤枠で囲った『立替納税手数料』というのが1,100円とあります。
これがなんじゃって!?って感じなんですけど、これは通関時にDHLが立て
替えて払ってくれていて、その手数料ということです。
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/03/rakushodo_16.png)
ebayで購入時に払わない場合には、正直いくらの請求がされるのかがわからない
場合が多いです。
請求されない場合もあるし、される場合もある。
何でかと言うと税関というのは結構担当する人のさじ加減があるので、
なんともあいまいな感じになります。
ただ、今までの経験からするとかさ張るもの、大きな物については関税を
玄関先で払う場合が多いです。
あとは新品のブランド品とかですね。
輸入ビジネスでかかってくる消費税とは
輸入ビジネスをやっていくと段々気づくのですが、MYUSなどで商品を輸入
すると実は関税は大した金額ではありません。
この表を見ていただければ、僕たちが輸入ビジネスで取り扱うことの
ほとんどの商品は関税がかからないことが分かります。
≪税関HPより≫
MYUSを使って輸入をすると後から請求明細が来ますが、内訳を見ると関税は
ほとんどかかっていないことがわかります。
ただ、関税以外にかかるものがあります。それが輸入消費税というものです。
では輸入消費税(内国消費税)とは一体何かですが、その名の通り消費税です
輸入ビジネスでかかってくる消費税というのは内国消費税というものと
地方消費税という2種類がありますが、消費税一括りで請求されます。
消費税についてはebayから直接自宅へ送ってもらう場合には請求される
ことはほとんどありません。
消費税を請求されるのはMYUSなどの転送会社を通じて輸入した時に
関税・消費税として請求されます。
請求書はこんな感じで送られてきます。
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG-7756-1024x747.jpg)
このように内訳をみると実際にはその他税金つまり、ほとんどが消費税
となっています。
この消費税は荷物の商品代金(INVOICE)を元に計算されています。
ではその関税・消費税ですがいくら請求されるのかその考え方を
解説していきたいと思います。
関税・消費税はどうやって計算されるの?
計算は輸入の種類によって異なってきます。
輸入には大きく2種類あって、
個人輸入
小口輸入
この2つにわけられます。
個人輸入というのは個人使用目的ということです。
一方
小口輸入というのは販売目的ということです。
この個人輸入なのか、小口輸入なのかによって税額が変わってきます。
ebay輸入に関しては販売が目的なので、小口輸入となります。
税関職員も分かっているので、小口輸入となりますが、もし、
個人輸入として輸入した場合にはその旨を電話で伝えると個人輸入としての
税計算がされ、再度計算し直した金額の請求書が届きます。
個人輸入と小口輸入の税の違い
個人輸入
個人輸入(個人使用目的)は税が軽減されます。
先ほどの商品の課税価格+関税に0.6を掛けた金額に対して消費税が課税されます。
式にするとこのようになります。
(商品の課税価格(INVOICEの金額)+関税)×0.6 ×消費税率(10%)
税関に申告すると、そのことが発覚した時に脱税で
逮捕されてしまいますから、ここはしっかりと申告し納税しましょう。
小口輸入
一方小口輸入についてはこの0.6掛けがなく計算されます。
従って日本で買い物をした時に払う消費税金額と同等の金額を払うことになります。
MYUSなどの転送会社を使う人に僕の失敗談を教えます
輸入消費税のことをあまり意識せずに仕入れると僕のような失敗(経験)
をしてしまいます。
これは実際僕の甘酸っぱい経験です。(笑)
MYUSにたくさん溜めて1商品あたりの送料がだいぶ抑えられたと満足していました。
大分重たいものもあったけど、1商品あたり2700円くらいでした。
早く着かないかなぁ~などと思いながら子供と公園で遊んでいると
一本の電話が来ました。
出てみると成田の税関代行からのTELでした。
電話口で「お荷物が成田に届きまして、今回のお荷物の輸入消費税が17000円です。」
え!?(´・ω`・)エッ? って感じでした。
根耳に水とはまさにこのことで、僕は輸入消費税というものをほとんど
意識していなかったんですね。
お恥ずかしいですが、勉強不足でした💦
その時に購入した商品のトータル金額(INVOICE)は約20万円でした。
「え、ちょ、ちょっと待ってください。」
思わず口に出てしまったんです。
17,000円ですかー!!
12品くらいで輸入していたので、単純に12で割ると1416円です。
送料と合わせると1商品あたりの送料が4000円超です!!
え、これなら直送してもらった方がよかった商品がいっぱいあった(≧◇≦)
なんて思っても後の祭り。
金額が大きい時には支払いをその場でしないと税関を通してくれないとのことで
その場でカード番号を伝え、17,000円を切った経験があります(~_~)
最初から輸入消費税のことを頭に入れていたらもっと違ったタイミングで発送
していたと思いますし、商品によっては転送会社を使わず直接ebayセラーから
自宅に送ってもらいました。
この消費税が転送会社を使う時に知らないと利益計算が違ってきてしますので、
「輸入消費税」これをしっかりと頭に入れておきましょう
アンティークは関税が免除される?
よくアンティークなどの中古品は関税が免除されるなんてことを
聞くかもしれませんが、そんなことはありません。
調べてみると100年以上経過した品物ということを証明できる場合には
関税が免除されるようですが、ebayで輸入している物に関してはそんな証明は
できないですし、やったとしても、ものすごく労力がかかります。
従って税に関してはアンティークだからといって特別なことはありません。
まとめ
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/04/cfaf4710b9655bad586bc609f266d438_s.jpg)
輸入ビジネスでは送料以外に関税と消費税がかかります。
関税はebayで購入時に払うこともありますし、玄関先で請求される、
後から請求書が届くなど何パターンかあります。
MYUSなどの転送会社を使って輸入する際には輸入消費税のことを頭に入れて
利益計算をすることが大切です。
っていつも思います。