こんにちは、よしです。
先週見たアンビリバボーが衝撃的で、
何かすごい大切なことを教わった気がしますので
シェアしてみたいと思います。
ある企業での奇跡の出来事
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/02/blurred-1226286_1920-1024x681.jpg)
舞台はチョークを作っている会社。
日本理化学工業という会社で実際にあった話です。
ある時近くにある障害者学校の先生が
卒業後雇ってもらえないかと社長(以下大山さん)
に相談にきました。
昭和30年代の話ですから今と違って
障害児が働く環境なんてものはなく、
大山さんも丁重にお断りしていました。
ところがその先生は熱心で何度も何度も尋ねて
きたようですが、その度にお断りしていたようです。
ある時また先生がお願いに来たのですが、アルバイト
でいいから一時的にでも働かせてもらえないか。
働くということがどういうことか知ってほしい。
そういう先生の言葉に魅かれて、一時的ということで
2人の女性が働くことになりました。
障害があるので、チョークを箱に綺麗に入れる
ということすらうまくできなかったりするのですが
周りの従業員も暖かく支えてくれて段々と仕事に
慣れていきました。
その2人はとても一生懸命に作業をしている
様子を見て仲間意識が次第に芽生えていったようです。
働く期間も終わるという時に以外にも従業員
から「私たちみんなで支えるからあの子たちを
引き続き雇って欲しい」と
大山さんに直談判がありました。
大山さんも一生懸命に働いていた姿を見ていたのも
あって、継続して雇うことにしました。
これがはじまりとなりその後もこの会社は
障害者雇用を続けていくことになります。
お坊さんに教わった大切な4つのこと
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/05/8e832ce41a57da69bbc8d7e4574efd14_s.jpg)
障害者雇用を続けると当然トラブルが出てきます。
そんな中で思ったのが障害者の方達は自分たちと
同じように働くことが本当に幸せなのかと
大山さんは障害者の方を雇うことに罪悪感を覚えていたんです。
どうしたらいいのか悩み困っていた時ある僧侶に
相談したところその僧侶が人間の究極の幸せということで4つ
あげました。
その4つは
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/05/8e832ce41a57da69bbc8d7e4574efd14_s.jpg)
ある時大山さんが朝早く7時ごろ出勤すると既に会社の
入り口にその2人が待っていました。
2人に会社は8時半からだからそんなに早くこなくても
いいよと言ったのですが、なぜそんなに早くきたんでしょうか。
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/03/rakushodo_16.png)
その理由というのは彼女たちは仕事中の何気ない褒め言葉を
心から喜んでいたのでした。
だからこそ…時間を間違えたのではなく、つい早く来てしまうほど
仕事をするのが楽しみになっていたのです。
健常者には当たり前すぎて気づくこともできない『幸せ』
を手放したくなくて、2人の少女は頑張っていたんです。
僕は色々な本を読んでいて、このお坊さんが
いうのは最もだなって思っていました。
おすすめ本でも紹介した人を動かすで学んでいたので納得でした。
でもその知識が更にこの番組で確信となったんですね。
それは障害があるとかなしとか関係なしに人間は
誰かの役に立っていると思っていることが最大の
喜びだということです。
必要とされていることで人は変わる
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/05/de59db24602e81c22fcc37f8eaddc42c_s.jpg)
他にも幾つかエピソードがありました。
休みがちのある社員の方がいたのですが、
何度言っても、休みがちは改善されませんでした。
彼の仕事は品物が流れるラインのある器具を
回収するというものだったのですが、その器具を
スムースに回収しないとラインが器具であふれて
止まってしまっていたんです。
ある時仕事中の彼に声をかけて、自分がいないと
どんな風にみんながなるのかを見せたところ
たちまち生産ラインは混乱してみんなが大変な
状況になりました。
それを実際に見てもらって、
「君がいないと大変なんだ」
「君は必要なんだよ」
と伝えたらそれからは高熱が
あっても休むことがなくなった。
そんなエピソードもありました
自分が必要とされているんだと思うことで
使命感が湧いたのですね。
まとめ
![](https://yoshisan358.com/wp-content/uploads/2018/04/cfaf4710b9655bad586bc609f266d438_s.jpg)
この番組を見て思ったのは
人は誰かの役に立っている
誰かから必要とされている
そう感じることで幸せを感じるようになっているんだって
いうことを確信しました。
知的障害の方はこうした感覚は分からないと思っていたのですが
そうではなくて、魂の本質というものは同じなんですね。
神さまがそういう風に人間を作ったとしか思えないです。
自殺しちゃう人とか多いですけど、一番の原因は自分は
誰からも必要とされていないと思ってしまうからなんでしょうね。
僕も20代の頃は孤独を感じていた時があります。
確かにその時は自分は誰からも必要とされていない
そんな無力感の中にいたと思います。
でも、必要とされていない人なんていないんですよね。
そして、必要とされていると感じてもらう最高の言葉に
改めて気づくことができました。
それが「ありがとう」です。
「ありがとう」って誰かに言われるだけで人は
自分は誰かの役に立っている。自分は必要とされている。
そう思うことができる最高の言葉だと思います!
ちょっと熱くなってしまいましたが、
どうしても伝えたかったので書きました!
最後までお読み頂いてありがとうございます
人に愛されること。
人に褒められること。
人の役に立つこと。
そして、人から必要とされること。